キャリアアッププラン

運転士の業務に就くスタッフのなかには「ずっとバスを運転していたい」「お客さまと直接接することができる業務に就いていたい」
といったように運転士に関わる業務を希望する人もいれば、
「運行管理の業務を経験して、これまでと違った側面から業務に携わる視野を広げたい」といったビジョンを持っている人もいます。

弊社では、各々違った将来像を持っていたとしても、それぞれの分野でキャリアアップを目指せるよう、キャリアアッププランを策定し、目標に向かって頑張るスタッフを応援しています。

イラスト:

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所長

ワイドスペースバス導入などのトピックも

写真:臨港バスでは、路線バス・高速(シャトル)バス・観光(貸切)バスの3タイプのバスを運行しており、路線バスは日々多くの乗客の方々と触れ合うこと、高速バスは路線バスよりも長い距離を、速いスピードで運転する爽快感、責任感と喜びを味わうことができるなど、それぞれに違った魅力があります。入社後すぐに路線バス運転士としての基礎を学ぶ研修に始まり、指導運転士による路上走行訓練や単独乗務の試験など、教育体制が確立した中で、技術の研さんやキャリアアップができる点が大きな強みだと思います。

また、既存の同型バスと比較して座席4席分を減らし、乗車定員を5名分増やすことができるワイドスペースバスを導入。ドライバー異常時対応システム(EDSS)機能が搭載され、安全面にも配慮が行き届いた構造の新型車両がラインアップに加わるなど、大型車の運転初心者や女性の方にもチャレンジしやすくなっています。是非、たくさんの人にチャレンジしてもらいたいですね。

営業所として安全・快適なバス運行を目指して

写真:2019年4月から鶴見営業所で所長をしていますが、所長として、所属する人員約220名に対する安全に関わる教育、勤務管理のほか、官公庁や学校、地域団体などの会合への出席といった対外的な業務を主に行っています。

日々仕事をする上で重要だと認識しているのは、“現場を見る”ことです。私自身が過去に運転士として現場で勤めていたこともあり、出勤時や退勤時をはじめ、外出ついでになるべく気になった路線やバス停、沿線施設などをくまなくチェックするように心掛けています。お客さまの動向やバスを待っている様子はもちろんのこと、運転士が接客している様子も垣間見ることができるためです。また、運転士の採用試験などにも担当試験官として可能な限り出席して応募者の意欲や人間性などをしっかりと感じ取った上で鶴見営業所の更なる成長・発展につなげていけたらと思っています。

所員がより気持ちよく働ける職場環境に

写真:営業所では乗務員をはじめ、事務職や整備職といった職種があり、それぞれに役職がありますが、そういった職種や役職にとらわれず、誰でも気兼ねなく意見を言えるような職場・環境づくりを意識しています。職種や役職の分け隔てなく、私自身も積極的に乗務員に話しかけて信頼関係を築くことで、営業所内の雰囲気がより明るくなればと、その一心です。

人それぞれ価値観が違うので、会話の内容や頻度などはその都度変えていますが、それにも増して大切なのが「挨拶」です。当たり前のことではありますが、お客さまに対してはもちろん、所員同士のコミュニケーションを図る上でもとても大切だと思っています。返事がなかったり、いつもと違う様子を感じたときには、じっくりと会話をして、公私の悩みや変化をキャッチして相談に乗ったりすることも。

いずれにせよ、いいところは積極的に褒めることがベスト!「運転が上手」「接客がよい」「乗客の方から褒められた」など何でもいいのです。よいところはさらに伸ばしてもらい、気持ちよく働いてもらう──それが所員一人一人、ひいては営業所全体が成長する証しです。

運転士

より大型の車両を運転することを夢見て

幼少期から乗り物が好きで、18歳のときの普通免許取得後に「もっと大きな車両を運転してみたい」という漠然とした願望、夢を抱いていました。その後、別の職に就き、仕事をしていましたが、その思いが日増しに強くなったこと、さらには人と接することが好きだったことも重なり、思い切って転職を決断。大型二種免許を取得して、バス運転士を目指すことにしました。

臨港バスに入社してから約19年の月日が経過しましたが、自分の地元である綱島で、地元の人々の暮らしを支え、喜んでもらえる仕事に就いているという充足感は何物にも代えられません。

「運転技術」と「接客」にさらなる磨きをかける

入社してから一定期間の研修・教習の後、13年ほど路線バスの運転士を務めました。神明町や鶴見などの営業所に所属し、それぞれの管轄地域で路線バスを運行しましたが、“鉄道会社の主要駅があり、車や歩行者がかなり多く道幅が狭い”“住宅街が主で、起伏に富んだ地形で坂道が多い”“臨海部・工業地帯で平坦な道が多いものの路線が複雑”などエリアによって特性が異なることに改めて気付かされますね。路線バスは長く同じコースを担当するため、頻繁に利用されるお客さまとは顔なじみになり、挨拶や会話をすることもしばしば。子供たちからは元気をもらい、お年寄りやハンディのある方には優しくお声がけをする…そんな人と人との触れ合いが大きな魅力だと思います。

現在は、高速(シャトル)バスの運転士として新横浜・たまプラーザ⇔羽田空港間の運行を担当しています。現在は訪日外国人の乗客もかなり多いため、インバウンド対応の社内研修に参加して、基本的な英会話を学びました。たとえ片言の英語でも意思疎通ができて、降車時に「アリガトウ」と言っていただけると、嬉しい気持ちになるのと同時に「これもバス運転士としての楽しみの一つだな」とやりがいを感じますね。

切磋琢磨する仲間の存在が自分のモチベーションに

バス運転士は早出や夜勤もある肉体的にもハードな職種。ですので、休日や休息時はしっかりと体を休めるなどOnOffの切り替えが重要になります。休憩室や仮眠室が完備されており、体を動かすためのトレーニング器具などでリフレッシュ出来るのが嬉しいですね。そこでの交流や談話室で営業所内のメンバーと談笑したりすると、運転にもより一層身が引き締まります。

私自身は今後も無事故無違反を継続、日々責任感と使命感を持ち、安全・安心・快適な運転を心掛けていきたいと思っています。また、貸切バスの運転士や、将来2階建てバスが導入される機会があれば運転もしてみたいですね。

鶴見営業所には、志を高く持ったいい仲間がたくさんいるので、ぜひ一緒に楽しく働きましょう。新しい仲間ができることを楽しみにしています!

教官

5カ月にわたる教習、一人一人に合った指導を徹底的に

写真:現在、教官として鶴見営業所に配属された新人路線バス運転士の指導・教育を行っています。他社で路線バス運転士の経験がある方もいれば、異業種から転職された方もいるなど、新人の運転習熟度合はさまざま。個人のレベルに合わせて路線バス運転士の業務内容を教えるのが私の仕事です。

主な教習内容は、バスを運転する上での基礎知識や心構えにはじまり、バス停の名称や運行ルート、車体の点検方法、バスの車体構造など多岐にわたります。運転技術以外にも習得しなければならないことはたくさんありますからね。覚えることはかなり多いですが、不安を取り除きながら基礎的なことを3カ月間で、その後実践を2カ月間、トータル5カ月をかけてじっくりと教え込んでいます。

一人前の路線バス運転士として育て上げる喜び

写真:バスは大型車の運転技術に加えて、「大勢のお客さまを乗せている」という点で、より高度な運転技術が求められます。実際には、運転士になって日々乗務をする中で自ら技術や接客力を磨いていかなければならず、運転センスや経験以上に向上心が必要になってきます。私も入社当初指導していただいた教官にそういったノウハウを教わりましたが、その方は今も現役の教官として活躍中なので、師と仰ぎ、追い付け追い越せの気持ちです。

教習の中では技術に加えて、根気よく努力する必要性や達成感、お客さまとの触れ合いの中で喜びややりがいを感じて、仕事へのプロ意識や向上心を育ませることが出来たらと思っています。新人を“まずはスタートラインに立たせる”、教官としてそのための努力は惜しみません。一人前の路線バス運転士として巣立っていくときには、喜びと同時に「本当の勝負はこれから!お客さまや自分自身のためにもがんばれ」という親心のような心境です。特に教えるのに苦労した新人が育っていく姿には胸がいっぱいになりますし、現場でいい報告を聞くのが何より嬉しく、やりがいを感じる瞬間ですね。

人間性やコミュニケーション能力が重要

写真:私自身もおよそ14年路線バス運転士として経験を積み重ねてきたので、培ってきたノウハウをできる限り多く伝えたいと思っています。教習ではこちらから一方的に伝えることはせず、敢えて新人に質問させるように仕向けて会話のキャッチボールを重要視しています。やっぱり積極的に質問してくる人のほうが、目覚ましい成長を遂げますよね。じっくり見て覚えることももちろん大事ではありますが、現場に出てから戸惑わないように、分からないことがあったら遠慮なくどんどん質問をして、教習期間にたくさんチャレンジ、失敗してほしいと思います。

教官としては年齢が若いほうですが、その分質問や相談もしやすいのではないかと思います。教える側としても、柔らかい空気を作ることを意識しています。新人に対してオープンに接して、会話を重ねて、信頼関係を作っていく──それが新人路線バス運転士に育て上げる、サポートをすることが教官の仕事だと考えています。